銀賞:小樽産業観光推進協議会(北海道小樽市)

概要

小樽では明治時代からガラス産業が盛んで、その中心は漁業用の浮き玉や石油ランプからガラス工芸に変わってきた。ガラス制作工房の公開や制作体験ができるガラス工房の開設をきっかけに、ガラス作家の開業や工房が増え、色・デザインも鮮やかなガラス製品が生産されるようになった。冬季の「浮き玉ツリー」設置や、夏季のガラス風鈴を使った企画も行われている。

評価

・小樽の歴史的背景をもとに、産業遺産の活用を含め、幅広い活動が展開されており、外国人観光客の誘致に関しても魅力的なまちづくりが行われている。
・観光資源の蓄積と観光客の受け入れにノウハウを有する地域でありながら、産業組織の再編等による産業観光の展開おいて、工夫や進化が著しい取り組みが行われている。
・漁業用の浮き玉からガラス工芸品に変化した歴史が興味深い。そうした歴史的背景の中で、市内にはガラス製作体験など、小樽の産業を観光客が体感できる仕組みができあがっている。
・小樽の観光交流はある意味地域ビジネス創出の歴史であった。今後は、第三世代の若い人々の参加が鍵であり、引き続き産業人材の育成に力を入れて欲しい。
・これからの産業観光は、「守って残す」時代から「活かして残す」時代へ変化していく中で、小樽市の取り組みは先進的な事例として高く評価できる。

小樽ロングクリスマス(浮き玉ツリー)

<小樽ロングクリスマス(浮き玉ツリー)>

ガラス製作体験

<ガラス製作体験>

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