観光庁長官賞:小岩井農牧株式会社 小岩井農場(岩手県雫石町)

概要

小岩井農場は、明治24(1891)年以来124年にわたり、「環境保全・持続型・循環型」の事業運営の下、畜産と林業を中心とした生産事業を柱とし、「安全・安心・素性明らかプラス質の高い」製品、サービスを提供してきた。岩手県の代表的な観光地として知られ、小岩井農場での事業運営は現在注目を集めている六次産業そのものである。
農場内には9件の国登録有形文化財が点在しており、近代農場の歴史を紹介する貴重な資料として保存、活用されている。また、一般には非公開の生産現場も含めた「ガイド付きツアー・小岩井農場物語」が実施されている。

評価

・国家と民間のプロジェクトとして発生した事業が、他の地域のモデルとなる可能性がある。
・第6次産業化を創設当時から追求し、積み重ねられた 資産を有効に活用している点が高く評価される。
・産業と観光、更に時代に合わせた商品造成力等、岩手県はもとより、東北の観光並びに「食」観光の核エリアとして確立されている。環境・医療と新しい成長分野への取り組み等評価できる。
・農場のみならず、農場開設当時の産業遺産である建造物も重要な資源として捉えプログラムをつくるなど、農場が一体となって産業観光に取り組む姿勢が評価される。
・小岩井農場での各種プログラムの提供により場内での滞在時間が増大することで、結果として宿泊需要を含めた地域経済への波及効果に結びついている点が評価される。
・牧場・農業という分野での典型的な産業観光資源である。すでに観光的には成熟しており、今後は地域産業の創出の核として地域をリードして欲しい。さらに、周辺地域や関連観光資源との連携強化により、周辺地域はもとより、岩手県全域への集客増が期待される。

ご案内の様子1

<ご案内の様子1>

ご案内の様子2

<ご案内の様子2>

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